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中国メディアの爪游控は24日、日本では新幹線の高速化に向けた取り組みが行われていると伝える一方、中国高速鉄道のほうが速度面でも新幹線を上回っていると主張した。
記事は、新幹線が現在の時速320キロから、時速400キロまで速度を上げ、2020年代に商業運転を行う計画だと伝え、JR東日本が大阪大学と連携し、車体を軽くするための新素材の研究を行っていると報じた。
一方で記事は、時速400キロという速度は「現在の中国にとって特に取り上げる価値のないもの」と主張し、中国の新型車両「CIT500」は実験線上で実施した速度試験で時速605キロを記録していると指摘。それまで高速鉄道の世界最速記録は時速574.8キロだったとし、「この記録は中国によって破られた」と主張した。
続けて、電子制御に必要となる絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)について、時速605キロを記録した速度試験では「中国の車両製造大手である中国南車が自主開発したIGBTが使用されていた」としたうえで、中国は速度だけでなく、「高速鉄道の国外企業による技術の独占を打破したことを意味する」と胸を張った。
一方で記事は、時速605キロを記録したのはあくまでも「実験線上で実施した速度試験によるもの」と伝え、商業運転でどれだけの速度を出せるかについて「話は別だ」としつつも、「日本は中国高速鉄道は模倣だと嘲笑しているが、その結果が時速605キロという速度だ」と主張した。(編集担当:村山健二)(写真は爪游控の24日付報道の画面キャプチャ)
引用:新幹線の「高速化」に向けた取り組みに、中国メディアが「まだ模倣というか!」と主張
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