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放っておいてもいいの?――五月病かな、と思ったら

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 春は入社、異動、転勤、転職など、一年の中で最も環境の変化が多い季節です。

 4月は新しい環境への期待感で、忙しくも充実した気持ちで過ごすことができました。緊張も感じましたが、程よい緊張感は毎日の「“こころ”のハリ」でもありました。また、ゴールデンウイークを前に、旅行や帰省などの楽しくワクワクする計画が、忙しい毎日を乗り越えさせてくれましたよね。

 一方、今はどうでしょうか。4月と比べると何となく“ゆううつ”でやる気がでない。今後の不安や焦りがある……などの症状はありませんか。ゴールデンウイークが終わった季節に始まるこれらの症状は、「五月病」と呼ばれています。

 五月病は「環境の変化や季節的な疲れによって生じる、“こころ”や体の不調」の総称です。原因は、「新しい環境にうまく馴染めないままゴールデンウイークに入り、休み明けに疲れが一気に出る」「長い休みが終わって仕事に行きたくなくなる」など諸説あります。

 4月は「“こころ”のハリ」だった期待感や緊張感が、5月になると現実感に変わってきます。「職場が予想していた雰囲気と違う」「やりたいことができそうにない」「ずっとこのままでいいのだろうか」と、新しい会社を選んだ後悔や、新しい職場での先行きの不安が出てくるかもしれません。単純に、ゴールデンウイークの楽しいイベントが終わってしまった喪失感や、季節の変わり目に起きる体のだるさが、原因かもしれません。

 五月病は「病(やまい)」という字が付いていますが、いわゆる「病」というよりも、一時的な“こころ”や体の不調で、放っておけばそのうち良くなる……というのが一般解でしょう。しかし、五月病がきっかけでメンタル的に落ちてしまう人もいます。

●転勤がきっかけで五月病になったSさん

 30代の管理職 Sさんは、4月に異動を言い渡されました。職場が自宅から通えない場所になったため、家族と離れて単身赴任することになりました。

 最初の1カ月は新しい職場に慣れることに精いっぱいで、時間はあっという間に流れました。

 ゴールデンウイークを地元に戻って家族と過ごし、職場に戻った連休明けのある日。仕事が終わって家に帰ると、部屋は真っ暗です。ビールを飲みながら一人でコンビニ弁当の夕食を食べていると、家族と一緒だった日々が思い出されます。何となく寂しい……。最初は「五月病かな?」くらいに、軽く思っていたそうです。

 このような日々が続き、寂しさを紛らわすためのビールの量は次第に増えていきました。アルコールが入るとますます感傷的になり、自然と涙が出てくる夜もあったSさんは、「“こころ”が不安定になっているかも」と感じ始めたそうです。

 そして、Sさんは心療内科を受診。うつ病と診断され、薬を服用するようになりました。しかし薬はあまり効かず、副作用で頭がふらふらしたり、やる気がますます出なくなったりする日が続いたそうです。

●ビジネスパーソンとメンタルヘルス

 Sさんは幸い今は落ち着いているそうですが、これは誰もが経験しそうなこと。決して特別なことではありません。Sさんのようにならない(言い方を変えれば、五月病を乗り越える)ためにはどうしたらいいのでしょうか。

 近年では、ビジネスパーソンのメンタルヘルスが社会問題になっています。厚生労働省もストレスチェック義務化などの対策を始めています。五月病もストレスの一つと考えれば、初期のメンタルヘルスの問題と考えられます。

 メンタルヘルスの近年の情報は、「調子が悪いときは早めに病院へ行こう」という内容のものが多いです。そのため、五月病の対処に「病院へ行く」という選択をする人もいるかもしれません。

 しかし程度の差こそあれ、“ゆううつ”な気分には誰もがなるものです。「病院へ行く」のも選択肢の一つとしてあるのかもしれませんが、「病院へ行く」ほど重くなる前に、普段から“ゆううつ”な気分とうまく付き合っていくことも、ストレスコントロールや自分をより良い状態に保っていく上で、大切なのではないかと筆者は考えます。

 Sさんは自身の体験を振り返りながらこう言っています。「あのころは、新しい職場で働く不安と、家族と離れた寂しさで、気持ちが不安定でした。結果的に病院へ行きましたが、もしあの時、アルコールに頼らずに誰かに気持ちを話していれば、病院へ行かなくてもよかったのではないかと思います」。

●五月病との付き合い方

 そこで、五月病との付き合い方についてまとめてみました。

「誰もが“ゆううつ”な気分になるものだ」という前提にする

 程度の差や、きっかけの違いはあっても、誰もが“ゆううつ”な気分になるものです。五月病のようなちょっとした“ゆううつ”は、「こんなことでは駄目だ」と、気合いや意思の力で跳ね返そうとする人が多いでしょう。しかし、意思の力で跳ね返すのはなかなか難しいものです。

 そこで、「誰もが“ゆううつ”な気分になるものだ」「特にこの季節はそうだ」のように、「五月病になってもいい」ことを前提にすると、気持ちが楽になれます。つまり、五月病を「拒否する」姿勢から、「受け入れる」姿勢に変えるのです。

・親しい仲間と話す

 「“ゆううつ”な気持ちのときは、誰かと話すといい」と言います。でも五月病の場合は、誰かに改まって相談する、もしくはカウンセリングを受けるというのも大げさに思えるかもしれません。

 それならば、親しい仲間とざっくばらんに話すのはどうでしょうか。例えば、筆者は先日、十数年ぶりに、前の職場の先輩や後輩に会いに行きました。古くからの付き合いで気心も知れているので、懐かしい昔話をつまみに酒を飲みながら、バカ話をして笑ったら、とてもリフレッシュできました。

 内に抱えているものを外に出せば気分も変わります。気持ちを共有できる、分かってくれる人が一人でもいると、“ゆううつ”な気持ちも晴れるものです。同僚が難しければ、地域の友人や学生時代の仲間でもいいでしょう。

・毎日を“ごきげん”に過ごす

 忙しいと意外と忘れがちですが、「毎日を“ごきげん”に過ごす」というのも、ちょっとした意識でできる五月病との付き合い方です。

 何も難しい話ではありません。おいしいものを食べれば、おなかや“こころ”が満たされます。近くのカフェでゆったりした時間を過ごせば、気分も変わります。趣味に没頭する時間を持つのもいいでしょう。つまり、あなたにとって「いい状態を保つ」のです。

 たまには、自然と触れたり、自然の中を歩いたりするのもいいでしょう。筆者は新潟の妙高高原という中山間地に住んでいますが、新緑の5月は自然の息吹きが感じて、生きている実感が得られる、一年の中で最も好きな季節です。

●「“こころ”と体のメンテナンス」で五月病を乗り越えよう

 五月病は、「あなたの“こころ”や体は疲れていますよ」というサインです。そのサインに気付かぬふりをしていると、次第に“こころ”の余裕がなくなってしまいます。

 「五月病かな?」と思ったら、まずは自分とうまく付き合うことから始めてください。思考と感情はリンクしているので、“ごきげん”になることをすれば、“こころ”や体は自然と変わってきます。

 ちょっとした「“こころ”と体のメンテナンス」で五月病を乗り越えましょう。

●今回のワーク

 大切なのは、「なるほどね」で終わらせないことです。静かな場所へ行って、コーヒーでも飲みながら、紙とペンを取り出して考えてみてください。

・“こころ”や体が「疲れているな」と感じたら、まずは、それを受け入れましょう。そして、どんなことに疲れているのか、本当はどうしたいのかを書き出してみましょう。
・親しい仲間と連絡を取りましょう。書き出した内容のいくつかを話してみましょう。内に抱えているものを外に出せば、気分も変わります。
・おいしいものでも食べて、毎日を“ごきげん”に過ごしましょう。

今すぐにでもできそうな小さなことから始めてみてください。



引用:放っておいてもいいの?――五月病かな、と思ったら


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