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選手、コーチ、全員が固唾をのんで見守ったスクリーンに、「JAPAN」の文字が一番上に灯った。くしゃくしゃの笑顔、もみくちゃの歓喜の輪ができた。「日本の美しい体操が評価された」。水鳥監督の言葉も弾んだ。
目まぐるしい試合だった。日本は白井らの床運動と、萱が出たあん馬の前半2種目で、ライバルの中国に対し6.294点と大量リードを奪い、まず勢いに乗った。早坂、加藤の貢献もあってトップに立ち続けたが、4種目終了時に米国に0.100点差まで迫られ、続く平行棒と鉄棒で田中が落下。不穏な流れに傾きつつあるところで、最終演技者の内村を迎えることになった。
鉄棒に取り付き車輪で回り始めるとすぐ、地元・英国が2位に浮上したことが表示され、会場は大歓声。次の瞬間、内村が離れ技でバーをつかみ損ね、マットに落ちた。「やっちまったなと。歓声が、ここで(タイミングを)合わせるという所で来たので技術的に響いたのかな」。それでも個人総合5連覇中の王者は慌てない。残りの演技をきっちりまとめ、0.473点差で日本に栄冠をもらたした。
世界大会の団体制覇は、最後の鉄棒で「栄光の架け橋」の実況とともに冨田が着地を決めた2004年アテネ五輪以来。「最後をしっかり決められなかったのが悔しい。次は冨田さんみたく着地まで決めたい」。誇り高き“体操ニッポン”のエースは歴史を作っただけでは満足しない。完璧な演技を追求しながらリオデジャネイロ五輪に向かう。(宝田将志)
引用:エース内村が最後の鉄棒で落下も…37年ぶりの頂点 世界体操
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