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韓国メディアの世界日報は21日、「韓国の危機管理と国際社会の視線」という延世大学国際学大学院のイ・ジョンミン教授のコラムを掲載し、その中で、韓国は他国の内政や外交に影響を及ぼすことのできる軍事力と経済力、軍事を動員しての示威行動や侵略、経済制裁や経済援助などをする“ハードパワー”と比べて、その社会の価値観や文化的存在感、政治的体制などが他国に好感を持って迎えられるような、外国に有利に働く“ソフトパワー”が弱いと伝えた。
同コラムによれば、韓国は急速に経済成長と民主化を成し遂げ、さらには成功したグローバル化も成し遂げたとし、世界的にみれば先進国であり、国際社会もそのように認識している一方、セウォル号の惨事やMERS感染問題の直後に見せた政府の初動対応能力を目の当たりにした韓国国民は不安に駆られたほか、この状況を国際社会はどう評価しているのかと論じた。
続けて国際社会の反応として、「韓国政府と一部のずさんな管理をしていた病院のMERSに対する初動対応の問題点」を挙げながらも、MERSの感染が発生してから現在まで、韓国国内に感染が拡大しないよう全ての力を集中させているという評価であると伝えた。
一方、同コラムは、韓国政府のMERSに対する危機管理と関連し、政府の構造的な問題点を根本的に改善する必要があると指摘したほか、国際的な影響と長期的な費用を体系的に分析する必要があるとの見解を示した。
また、韓国政府が危機管理マニュアルの外形的な組織変化を強調することは上手であるが、危機が訪れた時には、関連する機関との間において最大限に協力できるようにするには構造的な限界があると指摘。代表的なものといえば、韓国政府と社会の閉鎖的な情報共有システム、権威主義的トップダウンの意思決定構造などが問題点であると報じた。
さらに同コラムは、韓国政府は韓国の経済力が、世界10位圏内であるということを折々強調しながらも積極的な広報活動はしていなかったと指摘。多くの韓国の高官達の閉鎖的な思考など、先進国で「国際化された韓国」のイメージとはかけ離れた動きを見せていたと指摘した。
次に韓国人と韓国政府は、自国民が他国で何かしらの事態に遭遇した際には、どのような保護を受けたのかなど非常に敏感で、MERS危機においては韓国に居住している外国人のためにどう対応しているのか、韓国人のためにどう対応しているのか、知りたがったと伝えた。
最後に同コラムは、2013年7月に発生したアシアナ航空機着陸失敗事故と2014年4月に起きたセウォル号の惨事で命を落とした中国人学生を覚えている韓国人は多くはいないようだとし、国家的な危機が発生した時こそ、韓国人は韓国に居住している外国人への配慮を惜しんではならないほか、自国民が大切なように外国人も同じように大切であるという単純な真理を韓国人自ら実現した時、はじめて真の先進国と言えるのではないかと論じた。(編集担当:木村友乃)(イメージ写真提供:123RF)
第84回全日本自転車競技選手権ロードレースは6月28日にエリート女子が行われ、萩原麻由子(Wiggle Honda)が2年連続5回目の優勝を果たした。
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海外チームに所属する唯一の日本人選手である萩原はゴール勝負で與那嶺恵理(サクソバンクFX証券)をわずかに制した。3位は金子広美(イナーメ信濃山形)。
ナビタイムジャパンは、KDDIと協業で提供中の歩行者向けナビゲーションサービス「auナビウォーク」、iOSおよびAndroid OS向け「NAVITIME」アプリで提供している「屋内ルート案内」の対応エリアに表参道駅を追加した。
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屋内ルート案内は、地下街や駅構内などの屋内でも、徒歩ルートを表示する機能。地上から地下街を通り、ターミナル駅や地下鉄駅の電車のホームまでのルートや、電車の乗換の際のホームからホームや駅出口までのルート、地下街やターミナル駅の駅ビル内にある店舗への屋内ルートなどを表示できる。
屋内ルート画面下部には、ガイドポイントのアイコンや歩行距離、階数などの詳細を表示。屋内地図は、フロアごとに切り替えられ、各階の地図を見ることができる。
今回の対応により、対応エリアは首都圏・名古屋・関西の32エリアに加え、1日平均16万人の乗降客数のあるターミナル駅となる表参道駅構内の屋内ルートを利用できるようになる。
《レスポンス 纐纈敏也@DAYS》
引用:NAVITIME、屋内ルート案内対応エリアに表参道駅を追加
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