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Samsung Displayは9日(香港時間)、透明型の有機EL(OLED)やミラー型のOLEDディスプレイを香港Retail Asia Expo 2015会場で発表した。いずれも55型有機ELディスプレイで、小売店のディスプレイ用やデジタルサイネージなどの利用を想定している。
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窓ガラスのようにパネル自体が透明なOLEDでは、向こう側を見渡すことが可能。また、ミラー型のOLEDでは鏡のように反射するほか、鏡の中に広告やビデオを表示させることができる。
今回の試作機には、Intelによる3Dカメラなどを使ったセンシング技術「Real Sense」を組み込み、透明OLEDでは、ジェスチャー操作や音声操作に対応。公共施設におけるデジタルサイネージや病院、ホテルなどでの応用を想定している。
ミラーOLEDにおいては、「バーチャルフィッティングルーム」を提案。Real Senseを使って、人がパネルの前に立つと自動で映像表示したり、フィッティングルームで様々な服を試着した姿を見るといった利用方法を提案している。
【AV Watch,臼田勤哉】
引用:Samsung Display、透明型やミラー型の55型有機ELディスプレイを披露
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