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国内男子ツアー「ミズノオープン」3日目。15位からスタートした高山忠洋が6バーディ、1ボギー「67」と伸ばして通算9アンダーに浮上。上位が停滞したムービングデーに首位と3打差に迫り、上位4人に付与される海外メジャー「全英オープン」出場圏内に食い込んだ。
今週は岡山だ!国内男子フォトギャラリー
6つのバーディのうち、4番と12番の2打目、最終18番の3打目をいずれも10cmに絡めるスーパーショットを連発。しかし「あまり調子は良くないです」と納得の1打は少なかったという。特に不安を口にするのは、「日替わりのセッティング」というドライバー。今も、ヘッドは同じで数種類のシャフトを差した3、4本のドライバーが用意されているという。
ヘッドのロフトやフェースアングル、シャフトの長さなど細かなテストを重ね、シーズン開幕から試したドライバーは10本以上。現在のロフトは7.8度に落ち着きつつあるといい、コンマ一桁の調整に及ぶこだわりようだ。
振り返れば、本間ゴルフと新規契約を結んだ2014年シーズンの開幕戦。一新されたクラブセッティングにはやはり高山のこだわりが強く表れ、各番手のロフトを0.4度立てる調整が施されていた。
今年の「全英」の舞台となるセントアンドリュースは、2005年に高山が初めて踏んだメジャーの舞台だけに「10年前に行ったところだから、また行ってみたい気持ちはある」と、再訪を望む思いは強い。「こんなショットで通用するはずはないので、練習して明日は良いプレーができるように調整したいです」と、足早にドライビングレンジへと向かった。(岡山県笠岡市/塚田達也)
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