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経済学で考える、EXILEよりAKB48を選んだ場合の損失コスト

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 何事によらず意思決定は難しい。しかし、人生は意思決定の連続だ。

 エンジニアは合理的だと一般には思われているが、物事を考える際に「こだわり」を持ちやすくもある。普通の人よりも正しい意思決定ができるかと問われると、筆者は素直にうなずけない。

 今回は、意思決定を正しく行うための二つの「コスト」概念を紹介する。経済学の世界でしばしば取り上げられるこれらのコスト概念を、現実の意思決定で上手に使うと、端的に言って「得」をする。ぜひマスターして使いこなしていただきたい。

●何かを選択するたびに結構高い代償を払っている「機会コスト」

 第一の概念は「機会コスト」だ。機会コストとは「ある選択肢を採用したときに、他の選択肢を採用しなかったことによって失われる潜在的利益のうち、最大のもの」のことだ。

○映画鑑賞料、6500円也

 例えば、ある大学生が、家庭教師のアルバイトをすると日給5000円稼げる日に、1500円出して映画を見に行くとしよう。映画を見るための費用は、直接支払う1500円の他に、アルバイトで稼げるはずの5000円を加えた6500円として計算しなければならない。

 ただし、彼/彼女が家庭教師のアルバイトに苦痛を感じているのなら、5000円からその苦痛の代金を差し引いたものが「潜在的利益」となる。授業が2時間で、1時間当たり1000円相当の苦痛を感じるという場合、映画を見る実質的な総費用は、直接払う1500円と獲得を諦める潜在的利益3000円を足した4500円ということになる。

 なかなかの金額になるので、家庭教師の予定がない日に映画を見に行く人が多いだろうが、1日だけ上映されている作品のようなケースでは、「4500円払ってでも見たい」とシアターに駆け付ける映画ファンがいてもおかしくはない。

○EXILEを諦めてAKB48のコンサートに行く場合の損失額

 では、次の問題はどうだろうか。

あなたはAKB48のコンサートチケットを、転売はできないという条件付きでタダで入手した。同日同時刻にEXILEのコンサートもあり、チケットは4000円だ。あなたは、EXILEのコンサートなら5000円まで払ってもいいと考えている。あなたがAKB48のコンサートに行く場合の機会コストはいくらか?
(1)0円/(2)1000円/(3)4000円/(4)5000円
※この問題は、ロバート・H・フランクの「日常生活を経済学で考える」でエリック・クラプトンとボブ・ディランの設例で出題されていた問題をアレンジしたものだ

 EXILEのコンサートを諦めることは、「5000円-4000円=1000円」の利益を放棄することになるので、正解は(2)だ。できただろうか。

 もっとも読者は、不正解でもがっかりするには及ばない。この問題は、経済学部の学生を相手に出題しても正解率が低く、経済学の常識を日常に当てはめて考えることが難しい例として有名なものだからだ。

○タクシーを使うべきか判断するための計算

 機会コストを考える際にビジネスパーソンが常に考えるべきなのは、「時間」の費用だろう。

 例えば、通勤に片道30分かかる場所から60分の場所に引っ越すと、通勤時間が毎日1時間延びる。毎月20日出勤するなら20時間だ。

 年収が1千万円の人が年に250日、1日8時間働くと計算すると、1時間当たり5000円稼いでいることになり、遠距離通勤の機会コストは、毎月ざっと10万円になる。

 会社が1時間5000円払うということは、その労働は会社にもっと大きな収入をもたらしているのだから、この見積もりは小さ過ぎるかもしれない。加えて、長時間通勤の疲れやストレスの影響も計算する必要がある。

 こうした計算ができると、タクシーを使うか使わないかといった意思決定の損得計算が納得して行えるようになる。ビジネスパーソンは自分の「時間の値段」を知っておくべきだ。

○一冊2万3000円の本

 もう一つやってみよう。一冊3000円で、読むのに4時間かかる本の総合的なコストはいくらだろうか。

 「年収1千万円の人の時給は5000円」という数字を使うと、この本のコストは2万3000円ということになる。

 多くのビジネスパーソンにとって、読書はそれにかける時間のコストの方が高く、本代そのものは案外安い。ならば、気になった本は買ってしまって、読むか読まないか、あるいは、どこを何分かけて読むかを後で厳密に判断するといい。

●「もったいない」の意識を手放す「サンクコスト(埋没費用)」

 二つ目の概念は「サンクコスト(埋没費用、sunk cost)」だ。すでに使用してしまって、戻ってくることのない費用(金・時間・労力など。利益も含む)を指す。

○すでに投資したものをどう評価するか

 サンクコストを理解するために、次の問いに答えてみてほしい。

これまで建設費に3000億円掛かった工事中のダムがあるとする。完成までにさらに2000億円の費用が必要だが、完成後には、治水の改善や電力利用などで3000億円のメリットがある。工事は続けるべきか

 正解は「続けるべき」だ。

 合計5000億円掛けて、3000億円のメリットしかないのだから、プロジェクトは、全期間を通じて評価すると「失敗」と言わざるを得ない。しかし、すでに使った3000億円は取り戻せない「サンクコスト」なので、これを意思決定から除外して、「2000億円の追加支出で、3000億円のメリットが得られるから、工事は続けるべきだ」と判断する。

 ここで、「完成後のメリットを見積もり直したら1500億円だった」という事実があるなら、「2000億円追加で掛かって、1500億円しかメリットがないのだから、工事は中止すべきだ」が正解だ。この際、「3000億円も掛けたものを完成させないのは、もったいない」と思う心を意思決定に混ぜてはいけない。

 先ほどの読書の例を再登場させよう。「3000円で買った本を2時間読んだが、残りの部分を読んでも役に立たないことが分かった」とする。この後どうすべきか。

 本代の3000円とここまでに使った時間の費用1万円は確かにもったいないが、これらはすでに生じてしまい、これから変化させられないサンクコストだから、意思決定から除外しなければならない。追加で「2時間=1万円」分のコストを使っても、せいぜい「読んだ」という満足感しか手に入らないのだから、この本を読むのは止めるのが正解だ。

 「この本は3000円もしたのだから、読み切らないともったいない」と思う人が多そうだが、追加の時間の方がもっともったいない場合が多いのだ。

○1000円で買ったものを800円で売る勇気

 サンクコストにとらわれるなんて愚かなことを自分はしない、と読者は思われるだろうか。

 それでは、あなたは1000円で買った株式を800円の株価で平静な心持ちで売れるだろうか。筆者は投資が専門だが、個人投資家の大半が自分の「買値」にこだわって、買値よりも安く売ることに抵抗感を持つ。時にはプロでも、自分の買値に影響された行動を取る。

 しかし、1000円から800円に下落した200円分の株価に相当する損(1000株買っていれば20万円)は「すでに生じてしまった損失」すなわちサンクコストであって、今の問題はこれからの株価の動き「だけ」のはずだ。

 サンクコストに無用なこだわりを持つ人は少なくない。だが、サンクコストを意図的に除外して物事を考えられるようになると、意思決定は驚くほどクリアになる。

 潜在的なコストまで考えて選択肢を評価し(機会コストの評価)、過去に生じた損得を意識から切り離して(サンクコストの分離)、「これから変えられることについてのみ努力を集中する」ことこそ、意思決定のコツであり、人生のコツでもある。



引用:経済学で考える、EXILEよりAKB48を選んだ場合の損失コスト




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